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昨日の中秋の名月(十五夜)を見ましたか?
昨日の月は満月と重なり、実に8年ぶりのことだったようです。
うちの近所のおばさんも夕方、「月が見えないね。」と話していましたが、テレビで「今日は貴重な月です。」とか、「珍しい月ですよ。」なんて放送すると、普段、見ていない人でも誰もが月を見たくなるのでしょうね。
ところが、そのおばさんに「今日と同じ条件(つまり、十五夜と満月が重なる現象)の十五夜は来年や再来年もありますよ。」と教えたところ、「な~んだ、そうなの。」という返事で、少しガッカリしたようでしたね。
私も最近は体力の衰えと共に、天体観測で徹夜をすることもなくなったし、天体観測用に那須へ山小屋を建てたにもかかわらず、今は、山小屋で夜空を見ることも少なくなりました。
その代わり、地上の自然に目を向けることが多くなりましたね。
星のことでは、口径16センチと口径25センチの天体望遠鏡を持っており、当然、星を自動的に追いかける自動追尾付きの天体望遠鏡です。
2つとも古くなりましたが、そのうち1つは昨年でしたか、NHKで放送した天文の科学ドキュメンタリー番組の中で、世界でも優秀な日本の天体望遠鏡メーカーとして紹介されていたものです。
年齢と共に、体力が続かないために方向転換することもありますが、「せっかく那須に天体観測所として山小屋をたてたのだから、再び星空を見上げることもいいな」と考えているところです。
しかし、夜空が澄んでくる冬。那須の極寒の地で、夜中にずっと暖房の無い外に出ていることは、やはりキビシイのです。
歳のせいだけではなさそうですね。(笑)
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