タイニーハウスとトレーラーハウス
2018-09-14


秋雨前線のおかげで那須の山小屋工事に行けないので、今日はフラストレーションのはけ口として、私の山小屋の話を書きますよ。(笑)

昨日、BS日テレで「タイニーハウス」の番組を放送していました。
丁度、私の小さな山小屋と同じ規模でしたので、興味を持って見ていましたが、機能的に良く出来ていましたね。
日本でタイニーハウスが出始めた私のころより、今の方が安く良く出来ていますね。

私の小さな山小屋は建ててから26年が経ちました。
元々の考えは、キャンプ場や山でテントを張った場合、特に山でテントを張った場合、人が生活するうえで不便と思ったのですね。
山の中ではトイレは無いし、水もないですから料理も工夫しなくてはなりません。山の上でテントを張り、嵐や雷でも鳴れば、もう悲劇です。(笑)
この不便さが楽しい人もいると思いますが、私は山の上での雷の危険さと嵐の中、テントの中で料理を作ることの苦しさに耐えられませんでした。
テントも昔のものですから、現在のように機能的なものではなく、重い三角テントですよね。
それでいつか山小屋を持てるのであれば、小さくてもいいからテントのような布ではなく、板で作った頑丈な建物が欲しいと考えたのが動機でした。

いつしか15〜16年が経ち、老朽化した自宅を建て替えることになりました。
目いっぱいの住宅ローン、正確に言えば同時にある事業を始めようとしていたので、(会社員でありながら、副業を始めたのです)事業用のローンを借りたのです。事業ローンなので金利は高かったですよ。(笑)
そして会社員としての収入と副業の収入で、少しゆとりが出たので那須で土地を買い、夢であった小さな山小屋を建てたのです。
ここからが山小屋生活のスタートでした。

私の小さな山小屋と言うのは、今で言うところのタイニーハウスですが、上下水道と電気、ガスやトイレと風呂が付いている建物です。
箱だけの建物ではありません。
別に言えばトレーラ―ハウスですね。
トレーラーハウスに上下水道と電気とガスなどを付け、据え付けた建物です。だから、小さな山小屋なのです。
でも、本当の山小屋と同じように雑魚寝であれば7名くらいは泊まれますね。

建てた当時は、トレーラーハウスを作る会社は少なかったと思いますが、たまたま東京・文京区の展示場で展示していた会社があったのです。
実際に建物を見て、イメージが合っていたことと、予算的に収まる範囲内であったので、この建物を建てることにしました。
基本的にトレーラーハウスなので、現地に建物の基礎を作っておき、そこにトレーラーハウスを運び、それをクレーンで吊るして据え付けるというものでした。
そこにウッドデッキや階段を現地で組み立てたものでした。

ここ数年でタイニーハウスやトレーラーハウスの広告も出てきましたが、私の建てたころの価格と比較して"安いなぁ"と感じていますね。
その小さな山小屋も26年が経ち傷んできたので、今、一生懸命に修理しているのですよ。
定年となり、時間は余っていますからね。
でも本当に今、販売しているトレーラーハウスは昔と違って機能的ですし、安くなっていますから買い時だと思いますよ。(笑)
ちなみに、私はトレーラーハウス業者の回し者ではありません。(笑)

今年の豪雨災害や地震でトレーラーハウスの仮設小屋も出てきました。
すぐに設置でき、プライバシーも守られ、狭いながらも普通の生活が送られるトレーラーハウスは仮設小屋としても打ってつけですね。(笑)

そうそう、トレーラーハウスと同じものにキャンピングカーがあります。
テレビ番組でも楽しい場面は放送しますが、これも一番嫌な仕事であるトイレの汚水や生活の雑排水の処理については放送では見たことがありませんね。
この部分を放送するとキャンピングカーの人気が落ちると思って放送しないのでしょうか。

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